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以下, 引用です.
人のくらしの中にはさまざまな動物が生きています. その中には, 害虫や害獣として扱われている種があり, そのうえ「人を襲う」「毒を持っている」「恐ろしげな風貌をしている」というイメージから誤解を受けているものが少なからず存在しています. これらの動物は, 人のくらしを中心に見ると「嫌われもの」とし て疎まれますが, 生態系という面から見れば, それぞれが重要な一翼を担っています. そして, 私たち人も生態系からさまざまな恩恵を受けているのです. 人が 動物と共に生きていくことを考えるとき, これら「嫌われもの」の本当のすがたを知ることが重要なヒントになります.
今回の企画展では, 普段は「嫌われもの」とよばれている動物たちについて, 彼らの目線に立って, 人のくらしの中での生き方に ついて取りあげていきます. ハチは雌しか刺さないって知っていましたか? ゴキブリは人家だけが住みかじゃないって知っていましたか? ヘビは本当は臆病だっ て知っていましたか? 「嫌われもの」の生き方と生態系の中で担う重要な役割について知ることにより, 彼らを含む自然とのつきあい方を考えてみてください. この企画展を見れば, 嫌いだった動物たちのことがちょっと嫌いじゃなくなるかもしれません.
■展示構成
第 1 部 人のくらしに影響を与える動物
1 オスは刺すことができないのよ ハチの告白
2 血は私たちの栄養源 カのささやき
3 台所だけが住みかじゃない ゴキブリの言いぶん
4 家ばっかり食べているわけじゃない シロアリの叫び
5 みんなが同じ種類じゃないよ ムカデのぼやき
6 エサを探しているだけなのに カラスたちの憂鬱
7 人里はエサの宝庫だ よし行くぞ! イノシシの本音
8 私たちの住宅事情 ネズミの悩み
9 いろんなところに住んでいるよ ダニのつぶやき
10 本当のすがたを見てください ヘビの訴え
第 2 部 人のくらしと身近な動物の 現状と課題-未来に向けて-
1 住みかがなくなってしまった!
2 自然に対する働きかけの変化
3 外国のなかまが来たために
4 地球環境の変化
5 茨城県が行っている取り組み
6 生きものにとって最も危険な動物は?
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