次のツイートで見つけました.
【ご案内】国立科学博物館では, 人間と環境と技術の関わりをテーマとした公開シンポジウムを今月末に開催します (https://t.co/RDEhsdcJpk).
あわせて, 関連する展示や資料の保全を主題に, 研究者・学芸員対象の会合を開きます. 詳細は有賀まで, 気軽にお問い合わせ下さい.
— 有賀暢迪 (科学史の人) (@ariga_prdgmmkr) 2016, 1 月 5
詳しくは次のページから.
以下, 引用です.
「アントロポシーン」 (Anthropocene, 人の時代) とは, 人類の活動が, 数百万年という時間が経過した後においても地球規模で観測されうるような痕跡を残すようになった時代, またそのことを意識すべき時代, という意味で使われつつある言葉ですが, その議論はまだ十分ではありません.
本シンポジウムは, 国内外の様々な分野の研究者たちにご講演いただき, 各分野で捉えている「アントロポシーン」とは何かを理解しよう, という目的から企画されました.
人の活動は様々な影響を自然環境に与え, また与えられてきました. 人の活動をこれからも持続させるために私たちはどうすればよいのか. 本シンポジウムでの議論が, 人が自然と共存する道を探すという課題に向けた第一歩となることを期待します. 皆様のご参加をお待ちしております.
概要
開催日時 2016 年 1 月 30 日 (土) 10:00~16:40
※受付開始 9:30会場 ■ 国立科学博物館上野本館
国立科学博物館 日本館 2 階講堂
〒 110-8718 東京都台東区上野公園 7-20対象者 どなたでもご参加いただけます.
参加費 無料
※ただし, 別途入館料が必要です.
一般・大学生:620 円, 高校生以下・ 65 歳以上:無料申込締切日・定員
1 月 15 日 (金) 定員 100 名
※ WEB からの事前申込みが必要.
(右上のボタンよりお申し込みください)
※応募者多数の場合は抽選とさせていただきます.
お問合せ ■ 国際シンポジウム事務局
〒 305-0005 茨城県つくば市天久保 4-1-1
国立科学博物館理工学研究部内
TEL: 029-853-8901 (代表)
FAX: 029-853-8492
Email: anthropocene2016@kahaku.go.jpプログラム Program
※プログラムは更新されます. 最新のプログラムはこちらでご確認ください.
一般公開 (一般公開)
1 月 30 日 (土)
10:00~16:40 日本語
・
英語同時通訳あり
9:30
受付開始
10:00開会挨拶
10:15
基調講演
「アントロポシーンにどのような意味を見出すか」 (仮)
Eric Dorfman 氏 (カーネギー自然史博物館長 (アメリカ), ICOM-NATHIST 委員長;海洋科学, 環境学)青柳 正規 氏 (東京大学名誉教授, 文化庁長官;ローマ美術史)
[※演題は後日お知らせします]
11:45昼食休憩
13:00公開シンポジウム (各 30 分)
「アントロポシーン–文化の革命か, それとも正当な地質年代か? 」 (仮)
Martin J. Head 氏 (ブロック大学教授 (カナダ), 国際層序委員会第四紀層序小委員会 (ICS-SQS) 委員長;古生物学, 地質学)「人類中心主義を超えて–文明の発生学的モデルをふまえて」
中牧 弘允 氏 (国立民族学博物館名誉教授, 吹田市立博物館長;文化人類学)「ホモ・サピエンスの拡散とアントロポシーン」
篠田 謙一 氏 (国立科学博物館人類研究部長;自然人類学)「ヒトの原罪」
村上 陽一郎 氏 (東京大学名誉教授・国際基督教大学名誉教授;科学史)「アントロポシーンを語るということ–技術史にとっての課題」 (仮)
Helmuth Trischler 氏 (ドイツ博物館研究部長, レイチェル・カーソン・センター長;技術史)
15:30休憩
15:40パネルディスカッション
司会: 山根 一眞 氏 (獨協大学経済学部特任教授;ノンフィクション作家)
パネリスト: Eric Dorfman 氏, Martin J. Head 氏, 中牧 弘允 氏,
篠田 謙一 氏, 村上 陽一郎 氏, Helmuth Trischler 氏
16:40
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