イベント告知ということで高木レクチャーだ.
http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~toshi/jjm/JJMJ/JJM_JHP/contents/takagi_jp/16th/index.htm
講演者などを引用しておこう.
平成27年11月28日(土)-29日(日)
東京大学大学院数理科学研究科
大講義室
招待講演者:
• Fabrizio M. E. Catanese (Universität Bayreuth)• Jean-Pierre Demailly (Université de Grenoble I)
• 柏原正樹 (京大数理研)
• Shing-Tung Yau
(The Chinese University of Hong Kong and Harvard University)
Catanese は今回はじめて知った.
代数幾何・複素解析の人らしい.
Demailly は複素解析幾何とかその辺の人だ.
その筋で有名な仕事をした人というのだけ知っている.
multiplier ideal だったか.
柏原先生はあの柏原先生だ.
修論がいまだに引用されるとか何とかいう,
学生の頃から意味不明なクラスの化け物だった人で,
SKK (佐藤-柏原-河合) とか専門がまるで違う私でも知っている.
結晶基底だとか, 表現論とかその周りで異常なくらいいろいろやっている.
Shing-Tung Yau は Fields 取った Yau だ.
以前東大であった講演会に来ていて,
就活のとき, 面接の日をずらしてもらってまで
講演に参加した記憶がある.
もちろん何が何だか全くわからなかった.
業績は当然 Fields 関係の Calabi 予想の解決がある.
いま Calabi-Yau 多様体は物理の超弦理論で
使われるという事情があって, 超絶基礎理論となっていると聞いている.
他にも正質量予想 (名前しか知らない) の解決など
いろいろやっている.
非線型偏微分方程式の激烈にハードな計算を完遂しきって,
微分幾何の難問を解いていった部分が主要な業績なのだと
勝手に思っている.
これも行きたい.
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